吉井宿狂歌カルタ:け

消し炭は

実は蒸し炭

作るは難し

誰も教えぬ

この世界なり

あかりの資料館の指出館長からここに入っているのは何ですか?と質問したところ、消し炭との回答でした。

消し炭は 実は蒸し炭 作るは難し 誰も教えぬ この世界なり

そこでキャンプで残った炭を、炭壺で酸欠状態にして消し炭作りましたが、火打ち箱に入れてカスガイ型火打ち金で着火しても火の粉が燃え移ってくれません。
それを館長に報告すると、これを空き缶に入れて蒸してみてくれとのこと。

蒸し炭の材料は、椎茸のほだ木や梅の朽木など

はじめは椎茸なら作れると教えて頂いたので、きのこの椎茸を焼くのかと勘違い。よくよく聞いてみると、原木椎茸の収穫が終わった後の、養分、水分などが抜けて軽くなった朽木を空き缶の蓋に4角に小さな穴を開け空き缶ごと蒸す。黄色い煙が沢山でますが、その煙が出なくなったら火を止めて缶が冷えたら蓋を開けて確認。真っ黒に炭化していれば出来上がり。その間約1.5時間。
そこで椎茸の原木を栽培農家に頂、試してみるが、うまく着火しない。河原の腐った朽木を乾かして試してみるが、これもうまく着火しない。
これ以上手の内は見せられません。僕も成功確率は1/10です。

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