あ:
荒船の
艫岩(ともいわ)直下(ました)の
渓流に
黒曜石ありと
荒船の
艫岩(ともいわ)直下(ました)の
渓流に
黒曜石ありと
確かめる旅
このあたりは秩父古生層の延長であり、下仁田町のジオパークの回遊コース。
黒曜石の他にも石英なども取れると聞く
群馬県と長野県の境の内山峠にそびえる。
南北約2km、東西約400mの安山岩でできた台地で、平坦な頂上部と切り立った崖のある山容が、荒波を割って進む船を思わせることから、その名が付けられたといわれている。
荒船山は妙義山とともに第三紀にできた本宿カルデラの一部である。地学用語でいうところの溶岩台地ではなく、浸食によって固い部分が残ったもので、こうした差別浸食でできた地形のことをメサという。
一般的な登山ルートは、内山峠から艫岩(ともいわ)を目指すコース。荒船山の北端にある艫岩は荒船山を船に見立てたとき船尾にあたり、高さ200mの岩壁が垂直に切れ落ちる。頂上部は笹原が続き、緩やかな道が最高地点の経塚山(京塚山とも書く 標高1,422m)へ続いている。